27 March 2013 #7



◆Maraque Interview for Newsletter -佐藤 英賢-

アジア初のマスターズとして開催されたLongines Hong Kong Mastersに日本から唯一人参加した佐藤英賢。 香港では6競技全てに出場し、初日4位と好スタート。3日間を通して安定した走行で、世界と互角に渡り合った。 現在は、ベルギー・ブリュッセル郊外にあるStephex Stablesに勤務する英賢に競技にかける思いを尋ねた。

『今、こうして大きな大会に出場することできて、本当に幸せです』

Maraque Journal

Eiken Sato & Espyrante(Chest/9/M/BWP)

Stephex Stablesはベルギーで一番大きな厩舎だと伺いました。その中で過ごす、ライダーとしての日々は、いかがですか。
とても充実しています。今、僕が担当している馬だけでも22頭いるので、トレーニングするだけでも大変ですが、毎日が楽しいですね。
ドイツのDaniel Deusserをはじめ、他にも同じ厩舎に所属するライダーの方がいらっしゃいますね。
4人のライダーがいます。みんな仲は良いですよ。ライバルというよりは同じチームの仲間。競技でも相談したり、意見をきいてみたり、協力し合っていますね。
ヨーロッパ、香港、そしてアメリカと5*の大会が続きますね。出場する大会はどのように決まるのですか?
僕の場合は、会社から指示される場合もありますが、基本的には自由に選ばせてもらえます。でも、大きな大会を目標にしているのは同じですから、特に意見が分かれることもありません。
Maraque Journal

Eiken Sato & Viva (Gray/11/M/KWPN)

一番の目標を教えて下さい。
今、こうして大きな大会に出場することができて、本当に幸せです。常にこのレベルの大会に出場し続けることが目標ですね。その中で、オリンピックや世界選手権でも上位に残れるパートナーと巡り会うことができれば、また、挑戦したいと思っています。
日本の若手選手たちにとっても、良い目標ですね。
日本人でも、ヨーロッパでライダーとして活躍できるんだ!というのを伝えたいですね。諦めてしまわないで、まずは挑戦して欲しいですね。馬を続けるのに、こんな方法もあるんだなと思ってもらえたら嬉しいです。

自らの強い意志と周囲の理解を得て、挑戦を続ける英賢。これからもトップレベルでの活躍を楽しみにしたい。

Maraque Journal ←(左)3位で走行を終え、1位Patrice (FRA)と2位Pius(SUI)の両雄に迎えられる英賢。

→(右)ジュニアライダーとのクリニックでは「常に進行歩行を向くように」とアドバイス。英賢もコーチだった父から『下には何も落ちてない!』と注意を受けたと、原点を振り返った。
Maraque Journal 【Profile】
1986年生。長野県出身。
Stephex Stables所属。
ジュニア時代から兄、妹と共に競技会で活躍。2008年北京オリンピック、2010年ケンタッキー世界選手権に出場。CSI5*-W MECHELEN 2009 GP優勝で一躍その名を世界に轟かせた。

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